お風呂 お湯に浸かるの意味

娘とお風呂に入るのは私の日課

 

最初の頃と比べたら随分お風呂も入りやすくなった。

多少湯船で手を離してもいいかな?どころか、私が洗髪するときは自ら洗い場に出てしまい、娘は湯船に残して湯に浸からせている。たっぷりと浮かべたおもちゃを手にしては、片手は手すりにつかまりながら遊んでいる。本能なのかな、ちゃんと片手でも支えようとしているところが、なんか小さいながらも考えているんだなぁ、危機管理かなぁ、かわいい。私はといえば、何かあればすぐに湯船に手を入れて抱きあげられるように視線は外さない。

 

昨晩みていたら、どうも手すりにつかまりながら、偶然か足をバスタブの床から離して、体をお湯の中に浮かせてふわっとさせた。その感じが楽しかったらしく、ニヤニヤしている。と思ったらまた自ら足を浮かせてふわり。

でも、つぎの瞬間重い頭がお湯の中にぼちゃんと入っていったね。本人にとっては一瞬のことで、ちょうど真上を向いてお湯に沈んだので、私からは娘がお湯の中でしっかり目を開けながら沈んでいくのが見て取れた。このシーンがまるでスローモーションのように見えた。瞬時に両手をお湯に入れて娘を救い出したので、石鹸の泡が付いたアカスリは湯船の中。

娘を抱き上げながら立ててあげて、鼻から口からお湯が入ったであろうと、呼吸の様子を見る。大丈夫だ、声も出る。

こうしてお湯に浮く、ということを覚えるんだなぁ。娘にとっては、まだまだびっくりする経験が沢山あって、当たり前のことでも、知らないことだらけだなぁ、と、娘自身の体験に対する感動の多さが羨ましいと感じた。